CBS Editorの使い方

X Beats Player譜面制作エディター「CBS Editor」の基本的な使い方を説明します。

このページを読めば誰でも譜面制作が始められる…はず!

この記事の対象者

以下の音楽用語、音ゲー用語が分かる方を対象としています。

  • 小節
  • ○分音符(4分音符など)
  • ○分の○拍子(4分の4拍子など)
  • BPM(beat per minute)

 

1.準備するもの

【必須】

  • CBS Editor
  • X Beats Player(動作確認用)
  • 楽曲の音声ファイル(mp3形式等)

【あるとなおよい】

  • 楽曲のジャケット画像ファイル(一辺400px以上の縦:横=1:1の正方形を推奨)
  • プレー時の背景となる画像ファイル(1080x720pxを推奨)

ファイル名についての制限は特にありませんが、スペースやカンマが入らないファイル名を推奨します。

 

2.譜面ファイルの初期設定をしよう

本項目では、作成した譜面データを記録するファイルの作成及び譜面データの初期設定を行います。

2-1.cbsファイルの作成

①CBS Editorを起動して「ファイル」→「新規作成」を選択します。

②新規作成を選択すると楽曲情報を入力する画面が表示されます。
 必要な情報を入力していきましょう。

【必ず入力しておく項目&設定しておく項目】
・曲名
・楽曲ファイル名
・楽曲オフセット
・難易度

【必須じゃないけれど、入力しておくと良い項目】
・アーティスト名
・表記BPM(実際のBPM設定は別の場所で行います)
・ジャケット画像ファイル名
・動画ファイル名
・背景画像ファイル名


※画像は入力例
各項目を入力したらOKを押下してプロパティ画面を閉じます。

2-2.楽曲のBPMと終了位置の設定

①楽曲のBPM設定
画面左部分の黄色い線が一番下にあることを確認した状態で、
「イベント」→「BPM変更を設定」を選択します。

譜面を作成する楽曲のBPMを入力します。
3/4拍子など4/4拍子以外の楽曲を作成する際は、下の「拍子を変更」にチェックを入れて数値を変更してください。


これで楽曲のBPM設定は完了です。
途中でBPMが変化する楽曲の場合は、変化する小節に黄色い線を合わせて同様の操作を行うことで変更が可能です。

②譜面再生の終了位置設定
譜面の再生(プレイ画面)を終了してリザルト画面へ遷移するタイミングを指定します。
「イベント」→「終了位置を設定」を選択します。

左側の部分に赤い線とENDという表示があればOKです。


これで終了位置の指定は完了です。
ここまでの設定が出来ましたら、
「ファイル」→「名前を付けて保存」(保存先は楽曲データ等と同じディレクトリに保存してください)
※この操作をしないととプレビュー再生時にエラーが発生するので必ず行ってください!

3.CBS Editorの基礎知識

本項目では、CBS Editorの画面の見方や各場所の説明を行います。
①画面上部の「ツールボックス」
②画面左側の「タイムライン」
③画面右側の「ノーツエディタ」

この3項目に分けて詳細な解説を行っていきます。

3-1.ツールボックス


ツールボックスのおおまかな役割は、
・ノーツの種類を選ぶ
・ノーツの向きを変える
・ホールドの長さを変える
この3つです。

【ノーツ選択】

ノーツの種類を選ぶ場所です。
配置したいノーツのアイコンをクリック or F1、F2、F3で選択可能です。

【ガイドライン角度指定】

配置するノーツのガイドラインの角度(向き)を指定します。
ツール上で表示されている向きにノーツが配置されます。
画像に表示されている上下矢印をクリック or マウスホイールの回転で角度の変更が可能です。

左側のプルダウンは角度の分割数を変更するものです。
デフォルトは8(360°÷8=45°刻み)になっています。

【フリック角度指定】

フリックノーツを配置する時のフリックを弾く角度(向き)を指定します。
ツール上で表示されている向きにフリックノーツが配置されます。
画像に表じれている上下矢印をクリック or Shift押しながらのマウスホイールの回転で角度の変更が可能です。

左側のプルダウンは角度の分割数を変更するものです。
デフォルトは8(360°÷8=45°刻み)になっています。

【ホールドの長さ指定】​​​​​​​

ホールドノーツを配置する時のホールドの長さを指定します。
一拍=480 / 1小節=1920で指定します。

左のプルダウンは何分間隔で長さを指定するかを変更します。
デフォルトは4分刻み(480ずつ)になっています。

上下矢印をクリック or Ctrl押しながらのマウスホイールの回転で角度を変更できます。

3-2.タイムライン

ノーツがどのタイミング(時間軸)で配置されているかを確認する箇所です。

【分割数】
何分の間隔でノーツを配置できるようにするのかを設定します。
数値を変更することで1小節に配置できるノーツの間隔を変更することができます。
16→16分音符の間隔でノーツを配置

3-3.ノーツエディタ


実際にノーツを配置する場所です。
タイムライン上の黄色い線が重なっているタイミングで、ノーツを


【解像度】
譜面を作成する時の横線と縦線の数を指定します。
基本的には5と7で作るといいと思います。

【分割数】
線と線の間を何分割にするかを示すもの
隣接した配置やいい感じに間隔を空けたい時の細かい配置をする時に変更します。

4.おわり

ここまでくれば準備は終わり!操作もOK!

あとは自由につくってみよう!

5.ショートカットキー

ショートカットキー 対応する動作
F1 配置するノートをタップに切り替えます
F2 配置するノートをフリックに切り替えます。
F3 配置するノートをタップに切り替えます。
F5 再生を開始/終了します。
PageUp タイムラインを1小節進めます。
PageDown タイムラインを1小節戻ります。
方向キー↑ タイムラインを1つ進めます。
方向キー↓ タイムラインを1つ戻ります。
Shift+方向キー↑

タイムラインを1つ進め、進んだ範囲を選択します。

Shift+方向キー↓

タイムラインを1つ戻り、進んだ範囲を選択します。

方向キー←

ガイドラインの角度を1刻み分 左(反時計回り)に回転します。

方向キー→

ガイドラインの角度を1刻み分 右(時計回り)に回転します。

Shift+方向キー← ホールドの長さを1拍分増やします。
Shift+方向キー→ ホールドの長さを1拍分減らします。
Ctrl+Z

最後に行った操作を元に戻します。

Ctrl+Y

元に戻した操作を再度実行します。

Ctrl+X

選択中の範囲を切り取ります。

Ctrl+C

選択中の範囲をコピーします。

Ctrl+V

切り取りまたはコピーした範囲を貼り付けます。

Delete 選択中の範囲を削除します。
Ctrl+E

現在位置を再生終了位置に設定します。

Ctrl+B

現在位置にBPM変更を設定します。

Ctrl+Shift+B

現在位置に設定されているBPM変更を削除します。

Ctrl+I 現在位置に背景変更を設定します。
Ctrl+Shift+I

現在位置に設定されている背景変更を削除します。