譜面ファイルの指示コマンド一覧

標準譜面ファイル(CBSファイル)に使用できるコマンドの一覧です。

このページは、X Beats Player ver1.00以降向けです。


コマンド一覧の見方

コマンド 内容 入力例
(例)
#,music
[ファイル名],[音量]
楽曲データの音声ファイルを指定しします。音量は0.0から1.0の間で指定します。
#,music,"mymusic.mp3",1.0
行の先頭に記述するコマンド指定です。 コマンドに続けて記述する内容です。
はじめに記述のフォーマットを記載し、続けて詳細な説明を記載しています。
コマンドと内容を続けて記述した、実際の記載例です。

ヘッダー部で使用するコマンド

コマンド 内容 入力例
#,format, [format_version]
必ずファイルの1行目に記述してください。
譜面の記述形式です。
「2」と記入します。
#,format,2
-, コメント行になります。
XBPでは読み込みません。
-,この部分はコメントです
#,title, [曲名],[ソート用カナ]
楽曲名を記入します。
スペースやカンマを含む場合は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲ってください。
ソート用カナは、全角カタカナで記入します。
#,title,"X Beats Player","エクスビーツプレイヤー"
#,artist, [アーティスト名],[ソート用カナ]
楽曲のアーティスト名を記入します。
スペースやカンマを含む場合は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲ってください。
ソート用カナは、全角カタカナで記入します。
#,artist,"X Beats Lab.","エクスビーツラボ"
#,bpm, [選曲用BPM(文字列)],[ソート用BPM(数値)]
選曲画面に表示されるBPMを記入します。文字列扱いなので、記号なども入力できます。
スペースやカンマを含む場合は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲ってください。
#,bpm,"128.0",128
#,bpm,"100.0 ~ 200.0",100
#,bpm,"100.0?",100
#,music, [ファイル名],[音量]
楽曲データの音声ファイルを指定します。プレー画面・選曲画面とも同一のファイルを参照します。
使用可能なファイル形式は、wav, mp3, oggです。
ファイル名にスペースやカンマを含む場合は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲ってください。
音量は0.00(0%)~1.00(100%)の間の小数で指定します。記述しない場合は1.00となります。
#,music,"mymusic.mp3",1.00
#,preview, [プレビュー開始位置(msec)],[プレビュー時間(msec)]
選曲画面での楽曲プレビューで再生する位置をミリ秒(msec)で指定します。
#,music,コマンドで指定した楽曲ファイルの、開始位置から再生を開始し、プレビュー時間だけ再生したら、開始位置に戻ってループします。
コマンドを記述しない場合、40秒ちょうどの部分から20秒間をループします(右記サンプルと同様)
#,preview,40000,20000
#,offset, [楽曲と譜面のタイミング補正(msec)],[楽曲再生待機時間(msec)]
タイミング補正(オフセット)を指定します。
曲より譜面が早い場合は+(プラス)方向に、曲より譜面が遅い場合には-(マイナス)方向に補正してください。
#,offset,560,1000
#,coverimage, [画像ファイル名]
ジャケット画像となる画像ファイルを指定します。画像サイズは400×400以上の正方形を推奨します。ファイル名にスペースやカンマを含む場合は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲ってください。
#,coverimage,"myjacket.png"

#,editor,
#,chart,

[譜面作成者名]
譜面作成者を記入します。スペースやカンマを含む場合は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲ってください。
2つとも同じ処理になるため、どちらか片方でOKです。
#,editor,"譜面制作担当"
#,artwork, [ジャケット画像作成者名]
ジャケット画像の作成者名を記入します。
スペースやカンマを含む場合は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲ってください。
#,artwork,"ジャケット担当"
#,difficulty, [譜面難易度種別]
難易度種別を数字で指定します。
0:EASY / 1:STANDARD / 2:HARD / 3:MASTER / 4:UNLIMITED
#,difficulty,3
#,level, [譜面レベル値]
譜面レベルを0から99までの数値で指定します。小数は使用できません。
RPの計算ベース値としても使用します。
#,level,60
#,hispeed, [初期設定ハイスピード]
譜面未プレイ時(ビューワーモードを含む)の初期設定とするハイスピードを指定します。
-2.0から+10.0までの間で、0.5刻みで指定します。
※プレイアブルモードでのプレー後は、プレー記録を優先するため反映しません。
#,hispeed,+3.5
#,bgmovie, [動画ファイル名],[動画と譜面のタイミング補正(msec)]
プレー画面の背景となる動画ファイルを指定します。動画の音声はミュートになります。
使用可能なファイル形式は、aviです。
ファイル名にスペースやカンマを含む場合は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲ってください。
譜面・楽曲と動画のタイミングが合わない場合、タイミング補正で調整してください。
#,bgmovie,"mymovie.avi",560
#,bgimage, [画像ファイル名]
プレー動画の背景となる画像ファイルを指定します。このコマンドで指定した場合、冒頭から背景
となります。(後述の@,bgimage,は小節単位)
ファイル名にスペースやカンマを含む場合は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲ってください。
#.bgimage,"mybgimage.png"

ヘッダー部と譜面部の両方で使用するコマンド

両方で使用できますが、ヘッダー部で初期設定すべきコマンドです。

コマンド 内容 入力例
@,bpm, [BPM値],[拍(分子)],[拍(分母)]
楽曲開始時のBPM・拍数を指定します。
拍数とは、4/4拍子とか、3/4拍子とか、7/8拍子とかです。
#,bpm,コマンドとは別途、必ず指定する必要があります。
@,bpm,120.0,4,4
@,resolution, [X軸分割数(横)],[Y軸分割数(縦)]
譜面分割数を指定します。
省略可能で、省略した場合は7×5と認識します。(右記サンプルと同様)
@resolution,7,5

譜面部で使用するコマンド

コマンド 内容 入力例
-,

コメント行になります。
XBPでは読み込みません。

-,この部分はコメントです
=, 小節線です。次の行から、次の小節に切り替えます。
何度でも記入可能です。
(同時に、コメント行になります)
=,
=,24小節め
=,歌詞を書いてもいいかも
tap, [タイミング],[X軸配置(横)],[Y軸配置(縦)],[ガイドライン角度]
タップノーツを配置します。
記入方法については別途詳しく記述します。
tap,0,4,3,45
hold, [タイミング],[X軸配置(横)],[Y軸配置(縦)],[ガイドライン角度],[ホールドの長さ]
ホールドノーツを配置します。
記入方法については別途詳しく記述します。
hold,480,5,2,180,960
flick, [タイミング],[X軸配置(横)],[Y軸配置(縦)],[ガイドライン角度],[フリックの角度]
フリックノーツを配置します。
記入方法については別途詳しく記述します。
flick,960,6,4,90,90
@,bpm, [BPM値],[拍(分子)],[拍(分母)]
記入した小節からのBPM・拍数を変更します。
拍数とは、4/4拍子とか、3/4拍子とか、7/8拍子とかです。
何度でも記入可能(ただし1小節に1回まで)です。
<TIPS> 小節の途中から変更したい場合、小節を拍ごとに分割して対応します。
(例:4/4拍子の1小節を、1/4拍子の小節×4に分ける)
@,bpm,150.0,4,4
@,resolution, [X軸分割数(横)],[Y軸分割数(縦)]
譜面分割数を変更します。
何度でも記入可能で、記入した次の行から適用されます。コマンドを記述しない場合、7×5と認識します。(右記サンプルと同様)
@,resolution,7,5
@,bgimage, [ファイル名]
記入した小節から背景画像を変更します。99回まで指定可能です。
チュートリアルのような紙芝居ができます。
※ムービーがある場合、ムービーが優先されます。
@,bgimage,"mybgimage2.png"
@,end 譜面を終了します。
このコマンドが記述されている小節まで読み込んだ時点で、楽曲音声ファイルがまだ残っていても譜面再生を終了し、リザルト画面へ移行します。
@,end

XBP ver1.00以降、廃止されたコマンド

ver0.2までは仕様にありましたが、廃止され使用できないコマンドです。

  • #,gamefield,
  • #,speedfix,

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