ノーツ指定の説明

XBP標準形式であるCBSファイルにおいて、ノーツは1行1ノーツで記入します。
以下のように、種類、タイミング、位置、ガイドラインの方向等を指定します

[note-type], [timing], [position_x], [position_y], [line-course], [option]

<Point>ノーツを記入する前に…
譜面の基本情報設定は終わっていますか?

ノーツを記入する前に、必要な基本設定を記入しておく必要があります。

ノーツを書く順序・小節の区切り

ノーツは、基本的に出現時刻が早い順に記入します。
ただし、同じ小節内であれば、順序を変えることもできますので、混フレ譜面で軸とメロディを分けて記述することもできます。(小節を超えて順番を入れ替えることはできません)

また、小節の区切りは行頭に「=,」を記述すればOKです。
次の行からが、次の小節のノーツとして扱われます。

tap,0,1,5,315,,,
tap,480,1,5,315,,,
tap,960,1,5,315,,,
tap,1440,1,5,315,,,
hold,0,6,2,45,960,,
hold,960,5,3,45,1440,,
=,次行から、次の小節のノーツ
tap,0,1,5,315,,,
tap,480,1,5,315,,,
tap,960,1,5,315,,,
tap,1440,1,5,315,,,
hold,480,6,2,45,,,

note-typeの指定

【必須】
ノーツの種類を指定します。  
この指定によりノーツ種類が判定されるとともに、後述のoptionの記入内容が変わります

ノーツの種類 指定
タップノーツ tap
フリックノーツ flick
ホールドノーツ hold

timing の指定

【必須】
当該小節内でのタイミングを指定します。
1拍目を0として、1拍あたり480を加算します。
4拍子の曲であれば、 480×4=1920なので、0~1919の範囲で指定します。
※4拍子の曲で1920を指定すると、次の小節の1拍目になりますが、動作は保証されません。

例1:4分、8分、16分刻みの指定タイミング

4分 0       480       960       1440      
8分 0   240   480   720   960   1200   1440   1680  
16分 0 120 240 360 480 600 720 840 960 1080 1200 1320 1440 1560 1680 1800

例2:3連符、12分の指定タイミング

4分 0     480     960     1440    
3連符 0       640       1280      
12分 0 160 320 480 640 800 960 1120 1280 1440 1600 1760

position_x, position_yの指定

【必須】
画面上で、ノーツの位置(ガイドラインが交差する位置)を指定します。
左上が「 x=1, y=1 」となり、右に行けばxが増加し、下に行けばyが増加します。

@,resolution,コマンドを使用することで、指定の細かさ(譜面解像度)を変更できます。

line_courseの指定

【必須】
ガイドラインの方向を指定します。
上方向が0、時計回りに0~360度の範囲で指定できます。
例えば、0ならV字、45ならL字、90なら”く”の字のようなガイドラインになります。
ホールドの場合、0~90度までの範囲で指定し、0ならX字、45なら十字となります。

(あとで画像用意します)

optionの指定

【ノーツタイプにより必須】

flickノーツ、holdノーツで使用します。
ノーツの種類によって指定する内容が変わります。
なお、tapノーツでは使用しません。

flickノーツの場合

フリック方向を指定します。
0で下方向のフリック、そこから時計回りに0~360度の範囲で指定します。
line_courseの値には影響されませんが、同じ数字を指定することでガイドラインとフリックの方向を合わせることができます。

holdノーツの場合

ホールドするの時間を指定します。
ノーツタイミングの指定と同様、1拍あたり480で指定します。
例えば、4拍子の曲で1小節のホールドなら1920、2小節なら3840です。